
コースの前菜は、その日の仕入れ、コースの内容等によって日々異なります。
この日の前菜、左から
・パンツァネッラ
・プーレ ノワールの肝と玉ネギのペーストのクロスティーニ
・北海道産生ウニのクレームブリュレ
・マンゴーのパルマ産生ハム添え
・パースニップの冷製スープ
アブルッツォ地方伝統のロングパスタ。
木の板に弦を張った、専用の器具で作ります。
麺棒をころがして、薄く伸ばした生地が多数の弦を通過すると
断面が正方形のロングパスタになります。
コシがとても強く、歯ごたえがあり、
子羊のラグーなどしっかりしたソースとよく合います。
・手長海老のキタッラ・・・¥1,680
Millefioriで、今までに飾られていた絵画をご紹介します。
・H20 春
Alphonse Mucha/アルフォンス ミュシャ 「春」、「夏」
Leo Mcdowell/レオ マクドウェル「テーブルトップ」、「マリーニの馬」、「フラワーシャワー」
Leslie Sayour/レスリー セイヤー 「ハッピーリリース」
・H20夏
J.Torrents Llado/ホアキン トレンツ リャド 「ジウェルニーのばら」、「バガテル湖」
Ted jeremenko/テッド ジェレメンコ 「VERMONT SUNSET」
Savy/サビー 「ミコノスの香り」
・H20秋・冬
Alphonse Mucha/アルフォンス ミュシャ 「夏」、「冬」、「明けの明星」、「北極星」
Leo Mcdowell/レオ マクドウェル 「湾の中で」
・H21 1月
今井 俊満 「すすき」、「もみじ」
・H21 春
Guy Dessapt/ギィ デサップ 「別荘のテラス」、「ベニスの回想」
島田 三郎 「ラ・セーヌ」、「オンフルール」
Paul Aizupiri/ポール アイズピリ 「鳥と花」
飾る絵によって雰囲気はがらりと変わります。
1月は日本人の画家さんの絵を飾っていました。
このときばかりは店内も「和」の雰囲気、「日本のお正月」といった感じでした。
日本人の画家さんですが、ヨーロッパで活躍された方の絵でしたので、
Millefioriの店内にも、自然となじんでいたかと思います。
チューリップにはいろいろな咲き方があります。
スプレー咲き・・・一本の茎から枝分かれして、幾つもの花が咲きます。
八重咲き・・・・・薔薇のように、花びらが何枚も重なって咲きます。
ユリ咲き・・・・・とがった花びらの先端が反って、まさしくユリのようです。
まだまだ沢山の種類がありますが、
Milleforiでも、春には何種類かのチューリップが
鮮やかにガーデンを彩っていました。
上の写真はコップ咲きといわれる、濃いピンク色の典型的なチューリップの品種。
下の写真はフリンジ咲きといわれる、花びらの先端に
細かな切り込みがはいったチューリップの品種。
薄いピンクに白いレースの縁取りが入った、
ベルソングという名前のチューリップです。
・愛媛から野菜が届きました
白い人参のような根菜がパースニップ、そこから時計回りに
セルバチカ、緑茄子、ブルーバナナカボチャ,下の写真が紫バジルです。
早速お料理として登場したものもあるので、いくつかご紹介します。
・冷たいパースニップのスフォルマートと温かいパースニップのスープ
以前、「冷たいフォアグラのスフォルマートと温かいポルチーニのスープ」という前菜を
Cena C でお出ししていましたが、それをパースニップで作りました。
半分凍ったスフォルマートを温かいスープで崩しながら召し上がっていただきます。
やわらかな甘みがあります。
・ブルーバナナカボチャの冷製スープ ほんのりヴァニラの香り
ヴァニラがほんのり香る、デザートのようなスープです。
コースのアンティパストミストで、エスプレッソカップにてお出ししています。
・焼き緑茄子のジェラート
こんがり焼いた緑茄子をジェラートにしました。
甘味は水飴でつけてあるので、とても優しい味です。
出来たてはトルコアイスのようによくのび、モチっとした食感です。
食べた後の余韻に、焼き茄子の香ばしさと甘味が感じられます。
今お店で食べられる自家製のジェラートとして、他には
バジルのジェラート、枝豆のジェラートがあります。
紫バジルもジェラートになる予定です。